今回は四十肩や五十肩の原因や治し方を考えるシリーズです。
四十肩も五十肩も原因は様々です。
それは日常生活や仕事などの環境が違うので筋肉や腱の負担も
人それぞれ違うからです。
その為、一般的には四十肩や五十肩は治療法や治し方も確立されておらず
レントゲンやMRIなどで細かく検査しても
『異常なし』と言われる事が殆どです。
四十肩の原因や治療法は?
さて四十肩でご来院下さっているお客様。
今回は左側の腕から肩の施術をさせて頂きました。
施術前の腕や肩の状態はこんな感じでした。
ここまで腕を上げると肩に痛みが出てしまいます。
腕を上げた状態で筋肉や腱の状態を診させて頂くと
主に首から頭部にかけての張りやコリが目立ちました。
特にこれらの部分が強い硬直に近い状態でした。
胸鎖乳突筋。
僧帽筋。この2つは首こり・肩こりの鉄板的な要因となる筋肉です。
そして、さらに この部分の硬直が見られました。
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これらの硬直だけを考えると、単純に肩に関連する首周りの筋肉が固まっていて
腕の動きが悪い状態なのですが
そもそも何故これらの筋肉が硬直しているのか?
を考えて見ると
四十肩の治し方も、もう一歩先へ進める事が出来ます。
頭部ケア専門士では、常識的な事ですが
頭部の筋肉が硬く凝ってくると
それにリンクされた筋肉や腱が硬直します。
今回は、肩周りだけでなく首・肩・頭までが張ったり凝ったりしていました。
こんな場合は、首・肩ではなく
頭部の筋肉を緩めていくと、首や肩までのリンクされた筋肉や腱も
緩んでいきます。
筋肉や腱は関連するものがリンクされているので
頭から身体を調整する事が出来る。
それは何故かと言うと
このリンクされた筋肉や腱の図を見れば一目瞭然です。
まずは前から横のリンクされた筋肉や腱。
そして横から後ろのリンクされた筋肉や腱。
筋肉や腱は、名称が付いて1つ1つ独立したように説明されますが
実は全てが関連してリンクされている状態なのです。
今回は肩に関しての説明なので、ここまでしか載せていませんが
実はもっと先まで長く深く色々な筋肉や腱にリンクされています。
そして今回の場合は、目の疲れなどから
側頭部・後頭部などが凝り始め
徐々に硬直が広がって首・肩へと進んで行ったので
大元である頭の部分から調整するのは理にかなっています。
勿論、頭の部分をしっかりと調整したら
首や肩は緩んで動かしやすくなりました。
それから、今回はこの部分にも引っかかりがありました。
医学書などでは、あまり重要視されていませんが
首こりや肩こり・四十肩などを治すには重要なポイントの1つです。
頭部の調整を終えてから、一通り筋肉や腱のバランスを調えて
動作確認をして頂くと、このようにす〜っと腕が上がるようになりました。
今回は、頭部の調整で四十肩が改善された例をご紹介しました。
四十肩や五十肩は原因も治療法も様々。
時間が経って、コリや硬直が広がっていると
複雑なパズルや知恵の輪のような感じになって、解くのに時間がかかります。
動きが悪いかな・・?
少し腕が上げづらい・・・。
そんな状態くらいの時に調整する事をおすすめします。
くれぐれも『まだ大丈夫!』と放っておいてはいけません。
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