こんにちは!関節と神経ルートの専門技術で痛み解消する整体眞田流院長の眞田時成です。
今回は母子CM関節症と診断があり、指に痛みがあり、手に力が入らず握力が低下してしまってお困りのお客様の改善実例から原因や治療方法を考えてみたいと思います。
母子CM関節症でお困りのお客様
手に力が入らない・・・と仰っていたので握力計で計測してみたところ22kgでしたが、施術後に再度計測してみると30kgになっていました。短時間で8kgもアップしたのですが、これがどういう仕組みなにかも追って解説致します。
まずご来院頂いた際の問診票ですがこの様に書かれていました。
病院での診断では両手の親指が母子CM関節症、さらに右手はTFCCと「デュピュイトラン拘縮」があるとされていました。
画像診断はこんな感じです。
今までの治療履歴は整形外科や一般的な整体院、鍼灸院で電気治療やマッサージ、鍼などをして頂いていたそうです。
そして病院では装具の購入を勧められこの様に巻いて過ごしています。
念のため手指の状態を確認するとこんな感じでした。
両手共、親指の巻きが強く出ていますね。右手のデュピュイトラン拘縮はあまり良くわからない感じでした。
指の痛みも気になるのですが、手に力が入らない事もとても気にしてらしたので握力を計測してみると
握力は22kg,
男性の握力としては若干低いように思いますが、これは肘から前腕の筋肉が硬直すると手首付近の骨の配置が狂い、強く力がかかると骨折などの危険があるため脳が安全装置を働かせて力を入らなくしている状態です。この状態になっている方が多くご来院されますが、筋力の低下と勘違いして一生懸命に筋トレをされますが、前腕が硬直したまま筋トレをすると症状が悪化しますので、たとえドクターに筋トレを勧められても絶対に筋トレはしないで下さい。
安全装置が解除されれば握力は通常通り使えるようになります。
母子CM関節症の原因
母指の手前の甲の骨と手首の小さい骨の間の関節(CM関節)は、母指が他の指と向き合ってつまみ動作ができるように大きな動きのある関節で使い過ぎや老化に伴って、関節軟骨の摩耗が起き易く、進行すると関節が腫れ、亜脱臼してきて母指が変形して痛みが出るとされています。
母子CM関節症の症状
物をつまむ時やビンのふたを開ける時などで親指に力を入れると親指の付け根付近に痛みが出ます。
母子CM関節症の治療
通常の治療は消炎鎮痛剤入りの湿布を貼るか保護用の軟性装具を巻いて動きを制限します。
痛みが我慢できない場合は、痛み止め(消炎鎮痛剤)の内服、関節内注射、それでも治らなければ手術となります。
整体眞田流での施術
握力の低下のところでも触れましたが前腕の硬直は大きな原因の1つです。
また親指の付け根の部分はこの様な筋肉などがあり、親指の痛みの原因は単に親指の関節に問題ではなく掌や手首、前腕などが関係しています。
母子CM関節症の痛みの開放の為の施術を行いますが、まずは硬直した筋肉を開放し、肩甲骨、肩、上腕、肘、前腕、手首の配置を正常化させます。長年引きずってきた親指の痛みですので1回の施術で痛みが消えたりしませんが、動きがスムーズになり痛みは軽減し、握力の回復は回復します。
施術したのは青く反転させた筋肉をメインに関連する部分を全て調整させて頂きました。
今回のお客様は山口県からお越し下さっていて、せっかくなのでと遠方の方や重症の方の為の『初回110分』の特別コースでの施術をさせて頂きました。
施術後、親指の痛みは完全に消えたりはしませんでしたが、首の痛みが消えて腕や手指の動きがスムーズになりました。
そこで再度握力測定をしてみると
握力は30kgに回復!
施術後に8キロも握力がアップしました。勿論これは筋力が上がったのではありません。
前腕から手首の骨の配置が正常に近づき脳による安全装置が解除されたのです。
今回は両手共が母子CM関節症との事でしたので、この後反対側の腕も施術させて頂きました。
次回は来週に再度お越しいただいて、残っている筋肉の硬直を開放し、親指の位置や腱の状態を調整して母子CM関節症の痛みの解消をさらに一歩進めていきます。
指の痛みのセルフケアは
原則として冷やさず温めること。
そして関節を1つ1つ丁寧に動かして老廃物を排出させること。
最後に屈筋側をしっかり伸ばすこと。
以上が3大原則です^^
追記。
病院や整形外科で保存的療法(湿布や痛み止め、装具など)で母子CM関節症の痛みが自然治癒によって消えるのを待っている方や、もう治らないと思っている方、手術しか方法が無いと言われた方。
諦めずに一度、整体眞田流のお試し施術を受けて治る可能性があるかをお試し下さい。
現在のところご来院頂いた全ての方が痛みが徐々に軽減し、最終的に解消しています。
ブログをお読みになった方で
もし似たような症状や
なかなか治らないでお困りの痛みや痺れのある方
病院では原因不明とされてしまった方
歳だから仕方ないとドクターに見放された方
リハビリなどを続けて痛みが強くなってしまった方
手術をするか迷っている方
手術をしたけど症状が変わらない方など
治らないのは
直し方や
直す場所が違うから
治らないのです。
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