さて随分と秋めいて来て風邪を引いたり
少し咳が出たりする方も多いのではないでしょうか?
今回は咳が出て腰痛になってしまった場所の原因部分や
治療方法などをまとめました。
原因は腰にはないので、いくら腰の施術をしても治りません。
咳が出ていて、または咳が出た後に腰が痛くなって
なかなか治らない場合の参考にしてみて下さいね^^
まず腰の痛い部分はここあたり
今は咳は出ていないのですが先週少し咳が出て困っていらしたそうです。
お身体を診させて頂くと背中のこの部分が硬直して
盛り上がっていました。
他の部分にも、こんな感じで筋肉や腱にコリやヨジレがありました。
盛り上がっている部分は主にこれらの筋肉の硬直です。
まず腰腸肋筋。胸の内側から腰まで繋がっている筋肉。
細かに診ていくと ここも硬直してました。
頚腸肋筋
それから特にひどかったのがこの胸腸肋筋でした。
これらが何故 咳と関連して硬直してしまうのかというと
例えば腰腸肋筋はこんな感じで肋骨に付着していて
肋骨の間にある外肋間筋とリンクしています。
外肋間筋は肺の周りを囲むようにして肋骨に付着しています。
ですので咳き込んだりして 肺や胸に負担がかかると
外肋間筋が緊張して腰腸肋筋なども緊張硬直してしまうのです。
そして先程見たように腰腸肋筋は肺の裏側あたりから
腰のところまで繋がっているので
この筋肉が硬直すると腰に痛みが出るのです。
肺の周りを良く温めたり、緩める施術を行えば
まず外肋間筋の緊張や硬直が取れて
腰腸肋筋も緩める事ができます。
風邪の季節はお氣をつけ下さいませ!
施術をされる方は
施術方法の具体的なヒントはメルマガの方に解説を載せますので
そちらを御覧ください。