本日ご来院下さった脊柱管狭窄症腰と足首の痛みでお困りだったお客様。
当初はお母様と親子で1時間ずつ施術をさせて頂く予定だったのですが
出来ればお母様を少しでも早く楽にしてあげたい! ということで
今回はお母様のみ施術させて頂く内容に変更で
『初回からしっかり施術の110分コース』でご予約下さいました。
今まで様々な院で色々試したけど、全て効果がなく
ネットで検索して僕の整体院に辿り着き、ここがダメならもうあてが無い。
と仰っていました。。。。
さて実際にご来院頂き診させて頂きましたが
整形外科では脊柱管狭窄症と診断されていたそうで
膝に違和感もあり、正座が出来ず、股関節の辺りも氣になっているそうです。
側弯症もあるとのことでした。
今までは整形外科や鍼灸院に随分と通ったが治らず
ブロック注射や筋肉注射、痛み止めの薬など色々試したが全て効かない。
お医者様からは歳だから仕方ないくらいに言われ・・
痛みが辛く外出も困難で落ち込んでしまい
「老人性鬱病」と診断されてしまったそうです。
痛みは脳がもっとも嫌うので、辛くて元気が無くなります。
しかも痛みで外出も出来なければもっと元気も無くなります。
お医者様からすれば鬱状態かも知れませんが
実際はそんなことはなく、痛みさえなくなれば元気そのものになります^^
さて
本日 痛みのある場所はこの足首辺りから足の甲にかけてと
腰はこの辺りが痛いそうです。
実際にお身体の状態を診せて頂くとこんな感じでした。
Xは痛みの場所。赤い線は筋肉や腱の硬直やヨジレ。
腰や足首の痛みの場所も氣になりましたが
僕はこの膝のヨジレや曲がりもとっても氣になりました。
この膝のヨジレは腰や足首への影響も大きいと考えています。
通常、病院などでは腰が痛いというと
腰をしっかりと診てくれますが
逆に言えば、腰に問題がなければ原因不明
もしくは見当違いな治療方法になってしまい
いくら治療をしても効果がない。。。
そんな風になってしまうのではないでしょうか?
施術はまず足首から足の甲、そして膝へ繋がるこれらの筋肉や腱を調え直しました。
図で分かるように足の甲から膝へ、足裏から膝へと繋がっています。
そして膝から上は腰骨に繋がっているので、膝は足首にも腰にも影響があるのです。
足の裏はかなりヨジレもあり張っていました。
ズバリ足首の痛みの原因はこの足裏のヨジレ。
そして足裏の不調が膝を歪め、腰に痛みを生み出しています。
膝下から足先までの施術が終わった状態はこんな感じです。
施術前の膝のヨジレや曲がりが少し穏やかになっています^^
この段階で足首から足の甲の痛みは消えています。
(ちなみにお医者様に足の裏が張ってって・・と訴えても無回答だったそうです。)
そして腰の痛み。
脊柱管狭窄の部分を触っても軽く叩いても痛みが無いので
脊柱管狭窄と腰の痛みは直接の関係が無いという前提で
仙骨から鼠径部までの施術を丁寧に行いました。
施術後に足上げや屈伸、そして歩いてみて
痛みが無いのを確認して本日の施術は終了です。
施術前後のアンケート
辛かった痛みが無くなりました^^
症状の進行具合や筋肉の硬直量などによっては
数回の施術が必要な場合が多いのですが
今回は1回の施術で痛みが消えました。
しかし、半年以上もの間、硬直やヨジレなどがあった筋肉や腱には
『クセ』がついているので
今日 施術させて頂いて正しい状態や位置に戻しても
またヨジレてしまうことがありますので
1週間後の確認ともう少し深い部分の施術に来て頂くようにお願いしました。
整形外科で治らなかった脊柱管狭窄症の原因
痛みの原因はズバリ膝のヨジレ。
膝から鼠径部にかけての硬直と
太腿から臀部にかけての硬直が腰骨を引っ張ってしまい
骨盤を正しい位置からずらしてしまい
ズレた骨盤が神経に触れて痛かったのです。
腰の痛みは結果であって原因ではありません。
だから腰をいくら治しても治らないのです。
木を見て森を見ず。
治らないのは
直している場所が違うか
直し方が違うから
治らない。
もし、数回施術して何の変化も無ければ
違う施術方法を試してみるべきだと思います。